schneeball(芋菊)

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「そうなんですか。にしても大きいですね」   「そうか?まぁ、菊の腹にしちゃあデカイかもなっでもめでたいんだから一個は食えよ」   「めでたい…?」   「あぁ、これは元々結婚式なんかに食べられる菓子なんだ。だから、その………せっかく、友達に、なったんだし……祝おうと思って」   「ルートさん……」       照れながらも友達になったことを嬉しく思ってくれているルート達に感動した菊だった。       「さー食おうぜ!和菓子ってやつもさっきから気になってしかたねえからな!」     「兄さん……いい歳してはしゃがないでくれ。恥ずかしい」   「ふふ、いいじゃないですか。どっちがお兄さんか分かりませんね」     「はあ~」   「はははははー!!」     fin
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