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｢…もしかして。それを気にしていらっしゃったのですか？私がルートさんと仲がいいことを、好きだと勘違いなさって……？｣
ぴくっと肩が揺れた。
｢勘違い？｣
顔をあげた途端、大きな赤い瞳が菊をとらえた。
｢やっぱりそうだったんですね。私は、あなただけ想っています///で、ですから安心してください//｣
照れ笑いする菊を、一瞬理解が遅れてギルはニヤリと笑った。
｢はーはっはっはッ！！！やっぱりなそーいうことだとは思っていたゼ！｣
｢でも、焦ったんでしょう？｣
｢うﾞっ…………おぅ｣
菊は思った。
浮き沈みが激しいというか…そんな彼も大好きなのだが。
｢本気で焦ってた。俺を無視して、本当はｱｲﾂに会いたかったんじゃねぇかって、思ったんだ｣
素直に真剣な気持ちを言う彼に、
｢大好きですよ///あなたが…｣
これは菊の本音。
｢～////｣
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