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「だッ、聞こえてますじゃなくて返事くらいしろっ!!いないかと思って心配したんだろーがぁ!」
ぷぃっと剥れてしまった。
心配、て。
真っ赤になるところがまた可愛い。
不機嫌になってしまった彼の頬に両手で触れた。
ぴくっとなって、
真っ赤のままこっちを向く。
「ふふ…そんなに拗ねないでください。心配かけてすいませんでした。私に会いにわざわざ来てくださったんでしょう?嬉しいです」
そう言って笑顔を見せた。
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