花火の光(朝菊)

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俺はその瞳に吸い込まれるように顔を近づけてキスをした。   すぐに離して、また重ねる。頭を支えて、深くキスをした。   少し苦しそうにしながらも俺の首に手を回してくる菊をいつまでも愛そうと誓った。     長いキスのあと、二人を照らした光は真っ赤な愛の形をした花火だった。      fin
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