30センチの努力(西ロマ)

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「ロヴィーノ…また散らかしたんか?」     「違う!見て分かんねえのかバァカ!片付けたに決まってんだろーがッ」     「って、どー見ても朝より散らかってるやん」   「んだとーコラァ!!第一テメェの家が広すぎんだろバカッ!!」   「そんなん言うたって……いつになったらまともに掃除ができるんやぁ?」     これがあかんかったんや。毎日一人で小さい体でやってくれてたのに、愚痴ばっかり言うてしもたから…     「ッ……なんだよチクショー!!こんなのやってられっかバカヤロー!!アントーニョのバカヤロー!」   暴言吐きまくりながら走り去ってしまった。     後に残された俺はしょうがなしに残骸を片付けはじめた。
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