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「…………アントーニョのバカヤロー……」
その頃ロヴィーノは庭にいた。トマトが赤く実る間に隠れていた。
「だいたいアイツはいつも俺のことダメ呼ばわりするんだッ!!なんでだよ……しかも何かあるとフェリちゃんフェリちゃんってッ………そんなにフェリがいいのかよぉチクショー…」
「ロヴィーノぉ?そこにおるんやろ~?」
「いないぞバカヤロー!」
「おるやん」
「なッなんで分かったんだよ!」
「いない言うたからやん~。それに、ロヴィーノは此処好きやろ?」
真っ赤なトマトはロヴィーノの大好物。
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