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「うわぁ!!」
また夜魔は一瞬で光一の目の前に現れた。
「そんな『お化けが出た』みたいなリアクションするな!
……まぁ似たようなもんだがな!!」
「あっ!!」
「うぉ!!こ、今度はなんだ?」
「オレが7日間夜魔の私物になるってのは?」
「…あぁ…それはね……」
「これから7日間オレの道具になるって事だ!!!」
「えっ!?そんな!!学校とか家はどうするんですか!?」
「安心しろ!これから7日間はオレの能力で『お前の存在を知る奴のお前の記憶だけを消す』から♪」
「えぇっ!!そ、そんな事出来るんですか!?」
「あぁ、オレの七つの特殊能力の一つを使えば簡単にできるぜ!」
「……はぁ……」
「これから7日間頼むぜ!
こ う い ち!!」
「私たちも昔、夜魔の私物になってたんだけど…………
相当大変よ…………。
『まぁ~頑張ってねぇ♪』」
「ハ、ハイ…………」
光一はこの日、本当に世界1不幸だった…………
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