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「えっ?や、夜魔なんて言った?」
「だから『光一が人質だろうが……それがどうした?』って言ったんだよ……」
「こ…この子はあなたの部下でしょ!?その子が人質なのよ!!」
「だから………それがどうした?」
すると二人の大男の一人が……
「そうか、こいつがどうでもいいなら……死んでも関係無ぇよなぁ?」
その大男は光一に銃を突き付けた。
「えっ?……ちょっと夜魔!!冗談止めて助けてよ!!!」
「撃ちたきゃ撃て!ひとおもいに『バーン!!』と!!」
「おぉい!!夜魔ぁ!!!!」
「お前に光一を撃つ度胸があればな……」
「夜魔ぁ~…。」
「…じゃあお望み通り……殺してやるよ!!」
「えっ?」
『バン!!!!!』
『うわぁ、本当に撃たれた。
なんでこんな事になっちまったんだろう……。
あそこでヤンキーにからまれなければなぁ……もうちょっと長生きできたんだろうなぁ……。
母さんとか父さんとかオレが死んだら泣いてくれるよな……。
それにしてもあんまり痛くなかったなぁ…………弾が当たって跳ね返ったみたいな感じしたなぁ……………
跳ね返ったぁぁぁぁぁ!?!?』
「オレ…オレ………生きてるぅぅぅぅぅ!!!!(涙)」
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