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「バ、バカな…弾が跳ね返ったぞ……」
そう、確かに光一の頭に銃弾が当たった……しかし、その銃弾は光一の頭を跳ね返った。
「ブハハハハ!!『お望み通り殺してやるよ…』だってよ!!ハハハハ!!!」
「キャハハハハ!!バーカ!バーカ!
『あんたら失礼でしょ…それに光一君もイマイチ状況をつかめてないみたいだしね!』」
「ハイ!つかめてません!!
つーか生きてる事が嬉しくて仕方ありません!!」
「そ、そう……(汗)
じゃあ、簡単に説明すると……
この7日間、光一君は死にません。」
「えっ?どういう事ですか?」
「お前はオレと『7日間オレの私物になる』っていう契約しただろ?
ただそれだとオレだけにメリットある……………それじゃあフェアじゃないから
『お前はこの7日間オレ以外の攻撃では死なない体になった』って訳だ。」
「………なるほど」
「……よく理解できるわね……」
「まぁ…体験してますんで。」
「あぁ…なるほど…」
「さて、説明会も終わったしぃ~、お前らをぶっ倒しますかぁ~?」
「クッ………そう簡単に殺られるかよ!!」
二人の大男が夜魔に銃を向けようとした瞬間…
「フッ……」
夜魔は不敵に微笑んだ……そして……
『†ラスト・オブ・アスモデウス†』
とつぶやいた…すると
『バサッ!!』
と夜魔の背中の左下に『赤い鳥の翼』が生えた。
すると二人の大男は…
「ぐっ……がっ……ギャァァァァ!!!」
「や、やめろ!!やめてくれぇぇぇ!!!」
と叫びだした。
数分後、彼らは気を失った。
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