運命の出会い?

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「………痛ったぁ~!!アレ?此処は?」 光一が目覚めると薄暗くホコリっぽい場所にいた。 「ウゥ~…ワン!!ワンワン!!ワン!!」 「うわ!!なんだこの犬!?」 「……あぁ、ケルベロスっていうんだ。」 「えっ?…あっ!!さっきの人!!」 目覚めた時はどこにも居なかったが、気付くと黒いコートの男は光一が寝ていたソファーに腰掛けていた。 「最初に自己紹介だ、 オレは夜魔だ。」 「やま……さん??」 「さん付けはやめろ!!どっかのベテラン刑事みてぇだろ!!」 「ハ、ハイ…」 「で、お前は?」 「えっ?」 「『えっ?』じゃねえよ!! てめぇの名前はなんなんだよ!!」 「ハ!ハイ!!光一、 高橋 光一です!」 「そうかぁ、光一か!わかったぜ!!」 「あの…」 「あ?なんだ?」 「オレを7日間、夜魔さ…夜魔の私物にするってどういう事?」 「あぁ、説明すんの忘れてた… つまりだなぁ……」 『バタン!!』 「夜魔ぁ~♪仕事持って来たよ~♪ …ってこの子誰??」 ドアを勢いよく開け入って来た女性… どうやら夜魔の知り合いのようだ。 「ん…今日は志保か… ん~……簡単にいえばお前の二代目だな。」 「えっ!?ホント? うわ~!よろしくね♪」 「あっ…ハイ…」 握手をする二人、 その直後…… 『バタン!!』 「ごらぁー!!夜魔ぁー!! うっ………」 「うるせぇ…」 「あらら~?またぁ?」 今の状況が飲み込めない者が一人…… そう、光一である。
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