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俺は部屋のソファーに仰向けになって寝転んだ。
「わかんねぇよ…。俺だって…。」
“彼女”ってなんだ?
“女”ってなんだ?
“友達”ってなんだ?
よく俺を道具として扱うゆかちゃん。
俺はもっとタチ悪いな。
夕妃を忘れるための…言わば道具として、“女”と遊んできた。
そのツケが今回ってきた。
まさにそんな感じだ。
夕妃、俺はお前だけを見ていたい。
そのために俺は、溜め込んだツケをどうにかしなくちゃいけねぇ。
簡単なことじゃねぇな。
自業自得。
考えが甘すぎた。
“女”の気持ちを考えてなかった。
「勝手なことは出来ねぇ…。」
途方に暮れる。
夕妃、なんでお前は再び俺の前に現れた?
俺を困らせるためか?
それとも、
俺と一緒になるためか?
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