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虎「さ~く~ちゃ~ん♪やっほ~!!」
僕は、最高級の笑みを浮かべながら真っ白い扉を開いた。
「ひっ!!ととと虎くん」
ベッドの上に上半身を起こした状態で、オロオロしながら僕を見つめる彼女。
可愛いなぁ♪
そんな彼女の態度に、益々笑みを深めながら、僕はベッドの側に近寄る。
彼女の名前は、新城 朔夜(シンジョウ サクヤ)。
目下、僕の片思い中の相手なんだ。
朔「虎くん…病室では静かにしないと…」
虎「ごめ~んね?」
僕が上目使いで彼女を見ると、彼女は頬を赤らめながら俯いた。
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