3128人が本棚に入れています
本棚に追加
龍「奈津に気安く触るな…ゲスが」
俺は片手で奈津を抱き締め、空いている手で男の腕を捻り上げながら、男達を睨む。
奈「龍…」
「いてぇ!!すっ、すいませんでしたぁ」
手を解放すると、男達は一目散に逃げていった。
龍「チッ…根性なしが」
俺は男達の背中を見つめながら悪態をつくと、奈津に向き直った。
奈「りゅ…龍??」
奈津の涙を拭いながら、
「バカ奈津…心配させるなよ…」
と囁くと奈津は顔を真っ赤にした。
本当、見てて飽きない…
可愛い奴…
龍「どうした?顔、真っ赤だよ??」
奈「こっこれは!!」
慌てふためく奈津を見ていると、耐え切れなくなって吹き出してしまった。
.
最初のコメントを投稿しよう!