愛君 ~wickedly~

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龍「奈津に気安く触るな…ゲスが」 俺は片手で奈津を抱き締め、空いている手で男の腕を捻り上げながら、男達を睨む。 奈「龍…」 「いてぇ!!すっ、すいませんでしたぁ」 手を解放すると、男達は一目散に逃げていった。 龍「チッ…根性なしが」 俺は男達の背中を見つめながら悪態をつくと、奈津に向き直った。 奈「りゅ…龍??」 奈津の涙を拭いながら、 「バカ奈津…心配させるなよ…」 と囁くと奈津は顔を真っ赤にした。 本当、見てて飽きない… 可愛い奴… 龍「どうした?顔、真っ赤だよ??」 奈「こっこれは!!」 慌てふためく奈津を見ていると、耐え切れなくなって吹き出してしまった。 .
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