僕と悪魔と空の飛びかた

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━空と僕と悪魔と渇望━ 悪魔がいる。 ニタリと笑って僕の肩に手を置いた。 僕は口を開く。 「お空を飛ぶにはどうするの?」 悪魔が声をあげて笑った。 「渇望しろ。少年。」 悪魔が去った後、僕は僕の手を見る。 「僕はまだ、望み足りない。」 大きく息を吸い込んで、僕は走り出す。
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