第2章

4/5
前へ
/133ページ
次へ
「休憩終わり~。ほら、練習再開するぞ~。」 私が顔を出した事で、練習が一時中断してしまっていたのだ。 「ゴメン、要(ヨウ)くん。皆の邪魔しちゃったね。」 「いいよ、ちょうど休憩するところだったし。」 「そっか。」 そう言って安心して微笑むと 「あ、美友。そこの長椅子にでも座って見てれば?」 久々に来た体育館でわからないと思ったのか、指をさして教えてくれた。 「うん、ありがとう!」 要くんに笑顔でお礼を言って、長椅子に向かって歩く。
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加