第3章
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私と実香が初めて練習を観に行った時 あの時は、本当に心臓が出てきそうな程びっくりした。 その日は天気も良くなくて、練習に来ているのが6人か7人しかいなかった。 私はその中の一人に一瞬にして目を奪われてしまい、言葉を失った。 (要くん…?) 見間違えるわけもないのだが、俄かには信じられない自分がそこにはいた。
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