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ハルヒ『正式にみんなの役割を発表するわ!船長はもちろんアタシ!古泉君は副船長兼剣士、有希は航海士、みくるちゃんは戦うウエイトレス!』
キョン『ちょっと待て、俺はどうなる?』
ハルヒ『アンタはその他雑用に決まってんでしょ!』
やれやれ。きっと船が壊れかけたら修理したりすることになるんだろう。
ハルヒ『でもなんでアタシ達目がさめたら、こんなことになってるのかしら。前にも似たことが、ううん何でもないわ。あれはただの悪夢だったのよ』
覚えてやがるか。まぁ忘れるわけもないだろうなぁ。ウルトラマンに出てくる怪獣並にデカい神人がバタバタと校舎を壊すシーンなんてハリウッド顔負けだったしな。それに最後の、・・・ああ思い出しただけでも忌々しい。
ハルヒ『何よ真剣な顔して黙り込んじゃって。まぁいいわ。みくるちゃん、お茶ついできて』
みくる『はぁい。ちょっと待ってて下さいね』
そういって健気に、てくてくと歩いている朝比奈さんはいつ見ても可愛らしいし、飽きない。
ハルヒ『何か足りないと思ったら海賊旗よ!アタシ描いてくる!』
上機嫌で鼻歌を歌いながら海賊旗を描いているハルヒを確認して、長門に話しかけることにした。
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