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キョン『なぁ、長門俺達はどこに向かっているんだ?』 長門『ここ』 そう言って長門が小さな指で指した地図の先にはアラバスタと書かれていた。流石ハルヒの作った世界だ。忠実に再現されている。 キョン『ってことはクロコダイルを倒すのがミッションか』 長門『必ずしもそうとは限らない。涼宮ハルヒの目的次第』 キョン『それはそれでやっかいだな』 古泉『でも楽しそうじゃないですか』 古泉は剣士としての武装を整えて来たようだ。 古泉『ふふ。この船はとても大きくて皆さんひとりひとりに部屋がありましたよ。僕の部屋、と言っても剣が置いてあったから勝手に僕の部屋にしたんですが、こんなものがありましたよ。』 古泉がそういって差し出してきたのは、5枚の紙切れだった。 ん? ここでちょっと問題だ。 Q1.その紙にはなんと書いてあったでしょう? A.WANTED Q2.載っている写真は誰でしょう? A.SOS団のメンバー 言うまでもないが、俺達はどうやら賞金首のようだ。これじゃあ海軍とか賞金稼ぎとかに見つかったら普通にスルーはできないな。 古泉『まぁそういうことです。金額も見たらいかがです?』
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