めぐり逢い再び

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バッシャーン! 大きな水音が聞こえたので岩場を見ると高台から飛び込みをする大学生くらいの団体。 バッシャーン! 続けざまに飛び込んでいる。 『凄いー。めっちゃ高いのに』 『あれは怖いぞ!痛くないんかなぁ』 二人は笑いながら眺めていた。 ふと美空に目を戻すと… 『あれっ?美空は?』 内海の言葉に辺りを見回すりな。 『えっ?さっきまでそこで…』 言葉が終わらるまでに走り出す内海。美空が遊んでいたのはほんの10メールほど先の波打ち際。左右を見ながら海へと走り込む内海は腰辺りまで入ると叫んだ。 『美空!美空ー!!』 叫んですぐに潜ったたが浅瀬では波で砂が舞い、透明度は悪い。 『美空っ!美空ー!』 青ざめた表情で続いて海に走り込むりな。辺りは騒然とした空気につつまれた!
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