リスク

2/3
前へ
/7ページ
次へ
夢のはじまりは いつも私が溺れている。 手足が縄で結ばれているようで 身動きがとれない。 空気の泡がごぼごぼと 空へ昇ってゆく 苦しい… 誰か…誰か… 『くるわけない。』 苦しい…息が… 『ねえ、リック。 早く 死にたいわ』 空気の泡が弾けた。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加