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夢のはじまりは いつも私が溺れている。 手足が縄で結ばれているようで 身動きがとれない。 空気の泡がごぼごぼと 空へ昇ってゆく 苦しい… 誰か…誰か… 『くるわけない。』 苦しい…息が… 『ねえ、リック。 早く 死にたいわ』 空気の泡が弾けた。
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