別れ話

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しかし気付いた時には吃驚した…。 俺の“友達だと思ってた奴”と“彼女だと思ってた人”が裏でくっついちゃってて なんとまぁ俺はそんな2人のパイプ役だったというお話。 「椋ちゃんは凄く優しかったのに…私…」 そんなに“優しい椋ちゃん”だったから丁度良かったんでしょ? 「御免ね…ごめ…」 徐に立ち上がって、伝票を手に取る。 「…結果オーライになって満足?」 「…っ、りょ、椋ちゃん…?」 「…気安くちゃん付けしないでよ、…虫唾が走るな。」
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