第一章

12/15
前へ
/21ページ
次へ
兵士「ククク…貴様がいたからこの者が死んだのだ…。いいか?貴様が」 ルシフェル「テメェ…」 兵士「…ヒッ」 兵士が凍りつく。 ルシフェルは滅多に殺気を出さないし何よりルシフェル自身、殺生を嫌った。 しかし、彼は今激怒している。 かの世界最強の騎士が兵士達に殺気を放っている。 兵士をはじめ、部下達はそんな者の殺気を浴びたことはない。 しかし、腐っても部下達は騎士だ。頭で分からなくとも体が反応している。 アレはヤバい。 アレには勝てない。 死ぬ 殺される ある部下は腰を抜かし ある部下は恐怖の余りに涙を流す。 ルシフェル「テメェ等許さねぇ」 神天凰極が輝き形が変化し始める。 兵士「そ、その剣は…!」 ルシフェル「あぁ…そうだ。この剣の名はエクスカリバー。」 十字架の形をした剣を握りしめ 兵士「くッ…か、かかれー!」 部下達がルシフェルに襲いかかる。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加