きみがだいすきでした。

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「夢美に身体をあげてから、私は意識だけがふわふわしてるみたいな、変な感じだったの。何て言うんだろう、確かに存在はしてるけど、身体は存在しない、みたいな」 「それが、何で……」 「その時、自然五行の声が聞こえたの。 『一年ほどかかるが、我らの力を使ってお前を蘇らせることができる』って。」 『今回、木火土金水全ての能力者が揃った。それは今までからすれば前代未聞のことだったが、今となっては、この時の為にあったように思う。 夢見雛。お前が全てに終止符を打ち、そしてお前を蘇らせる、その為に。自然五行は揃ったのだと、思う』
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