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滴る、赤い赤い血…
それを流すのは…
私の大切な人達。
もう、やめて。
もう、血を流さないで。
もう、傷つかないで。
お願いだから…。
<大丈夫、雛。守護が殺さないよう、殺されないよう、必死に戦ってるから。…君の、ために>
そんな声が聞こえた。
そうだよね。
私は、ただ信じよう。
二人のことを。
ただ、ひたすらに信じるから、お願い。
二人とも、死なないで。
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