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「ふぁ~、おはよう里佳」
布団から出てきたのは、まだ起きたばかりで寝ぼけた顔の少年だった,
里佳「ふぁ~、じゃなくて遅刻するよ?澪ちゃん」
澪也「悪かったな。目覚まし時計がならなくてな」
里佳「いや、なったと思うよ、うん。だってほら」
里佳が指差した方には、先ほどやられた無惨な時計の姿があった,
澪也「あら~、38代目の目覚まし時計が…。やっぱ駄目だな、普通の目覚まし時計は」
と、言いながら布団から出て立ち上がった,
~ここからちょっと澪也視点~
オス、おら澪也!
な~んて言ってみたりして、
まぁ冗談はさておき、まず洗面所にむかった,
洗面所に入り水道の蛇口をひねった,
4月というのに水はまだ冷たかった,
びっくりして思わず身震いしたあと、すぐに顔を洗った,
顔を洗ったあと、すぐさまキッチンへとむかった
俺と里佳の二人分の朝食を作るためだ,
何故里佳の分まで作るかって?
そりゃあ簡単、
毎朝起こしてもらってるかわりのお礼だよ,
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