~現在~

2/28
前へ
/47ページ
次へ
「ふぁ~、おはよう里佳」 布団から出てきたのは、まだ起きたばかりで寝ぼけた顔の少年だった, 里佳「ふぁ~、じゃなくて遅刻するよ?澪ちゃん」 澪也「悪かったな。目覚まし時計がならなくてな」 里佳「いや、なったと思うよ、うん。だってほら」 里佳が指差した方には、先ほどやられた無惨な時計の姿があった, 澪也「あら~、38代目の目覚まし時計が…。やっぱ駄目だな、普通の目覚まし時計は」 と、言いながら布団から出て立ち上がった, ~ここからちょっと澪也視点~ オス、おら澪也! な~んて言ってみたりして、 まぁ冗談はさておき、まず洗面所にむかった, 洗面所に入り水道の蛇口をひねった, 4月というのに水はまだ冷たかった, びっくりして思わず身震いしたあと、すぐに顔を洗った, 顔を洗ったあと、すぐさまキッチンへとむかった 俺と里佳の二人分の朝食を作るためだ, 何故里佳の分まで作るかって? そりゃあ簡単、 毎朝起こしてもらってるかわりのお礼だよ,
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

351人が本棚に入れています
本棚に追加