臨海学校

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「紗央莉。やっぱり、俺の嫁になって。つーか、なれよ。」 烏月くんの真剣な目に吸い込まれそうになる。 「あたし…っ」 あたしの言葉が一人の女子生徒に掻き消された 「や、やばい…っ! 超カッコイイ人がいるっ!」 女子生徒が指を指していたのは、紛れもなく烏月くんだった。 「忘れてた…」 烏月くんが言った 今の烏月くんが学校とは違う姿をしている事、忘れてたのだ。 もう一度言うけど、普段の烏月くんは、美形。 そう言った方が合ってると思う。 下手したら芸能人よりカッコイイ。 女の子達は烏月くん目掛けて一気に走ってきた
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