臨海学校

38/44
前へ
/394ページ
次へ
「ストップ、ストーップ!!」 烏月くんに取っ掛かろうとする女の子達を疋さんが通せん坊する 「疋島くん…っ」 止めた疋さんも、これまたカッコイイ。 烏月くんとは違うかっこよさ。 烏月くんと疋さん。 女の子達はどっちを取ろうか、目移りしている 「今のうち、早く行って!」 疋さんは烏月くんを逃がそうと叫んだ。 「俺、行くわ。」 「うん。」 疋さんが女の子を止めてる間に烏月くんは逃げるみたい 「後で話あるから…」 逃げる直前、烏月くんはあたしの耳元で囁いた ━━うん…━━ あたしは頷くだけだった。 そして、烏月くんはスッと消えた
/394ページ

最初のコメントを投稿しよう!

528人が本棚に入れています
本棚に追加