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星は俺が言った事、本に書いてある事が信じられないという表情をしている。
…まぁ、無理もない。実際に俺が飛ばされた世界の三国志――桃香達のいる世界では長坂で曹操とは戦っていないからな。
それに桃香だって母親というには違和感を感じる風貌だ。
「桃香様のお子…即ち主と桃香様の愛の結晶ですな」
「えっ…!」
「なっ…!?」
俺と愛紗が同時に驚きの声を上げる。
愛紗がすぐさま星に食って掛かる。
「ご主人様が桃香様とそんな破廉恥な事は――」
ああ…また始まった。
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