音楽との出会い

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「お兄ちゃん~お~兄~ちゃん!起きてぇ!!」   「まだ…あと10秒……」   女の子はベットの上に立ち寝ている青年を踏みつけた!!   「起きてぇ!起きてぇ!!」     プツン     「うるせぇなぁ~!!!眠みんだよぉ!」   「ミカそんなこと知らないもん!」   「この…クソ…」   二人は睨みあっている…この様子からすると毎日のようである     バタン!   「カズ!早く朝御飯食べなさい!ほら!ミカもお兄ちゃんを怒らせないの」   「はぁい~」   「はいよ」     このクソガキは俺の妹のミカ…可愛くないだろ? んでいきなり人の部屋に入ってきたのが【母さん】   まぁ…飯食って学校行かなきゃな     学ランに着替え…顔を洗い歯を磨き飯を食い……他の学生もこんな感じだろう   普通~の朝?である   数十分後………   「行って来るわ」   「はぃさぁ」     俺の名前は藤井佳珠。バレー部所属!!趣味は……バレーだけかも     カズは高校に向かって歩いた   カツン…カツン   「お?」   カズの前にはテニスバックを背負っている青年が…   「ハァハァ…テニスめんどくせぇ~マジ死ねよ~」     ドンッ!   「うはぁ!!」   「ヨッ!泰孝~ボソボソ言ってキモイぜぇ…オメェは【呪怨】かよ!?」   「【呪怨】?あの『あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙』って言うやつだべ?ありゃあ俺じゃねぇよ」   この肌の黒いアホは泰孝(やすたか) テニスめんどくせぇって言ってるけど何気に副キャプテン…     「!!今何時?」   「今ねぇ~!8時…29分だとぉぉお――――」   「ち…遅刻じゃねぇかぁぁぁ!!お前のせいだよ!」   「あぁぁ!?」   二人は走り出した
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