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『なんで？ここまで同じクラスだったから、後一年くらいなるんじゃない？』
『そっか。そうだよな』
その時上村が少し暗い表情をしていた事は気付きもしなかった
『お前さ好きな奴とかいんのか？』
え！？何突然…
こういう時はどうすれば
『いっいるよ!!』
言っちゃったぁ///
誰かはバレてないから大丈夫だよね
『お前もいんのか｡実は俺もいるんだよ』
…は？上村に好きな人が？
『へぇ～…だっ誰なの？』
『理数系にいる白川亜里花(ｼﾗｶﾜｱﾘｶ)って人｡って俺何源川に言ってんだ！これ秘密な』
…上村好きな人いたんだ
しかも白川さんって学年で三番目に可愛い子じゃん
性格もいいし、頭だって私よりいい
上村ってこういう子が好みなんだ…
『うん…頑張ってアタックしろよ…』
『おぅ。源川も頑張れよ！』
頑張れよだって…
あんたが好きなのにどうやって頑張れっての
…時は過ぎ…
学校に着いても私は浮かない顔…
友達の花菜に事情を話、慰めてもらっていた
授業だって聞いていたけど身に入らない…
どんだけ重症なんだろ…
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