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私は窓の外を眺めていた
本当に信じていいのかな…
私はまだあの旅人の事を信じれないでいた
『今日は綺麗な夜空…magicさんの星も綺麗だったな』
magicさん…あの人は人間なんだろうか…
見た目は人間だけど、なんとなく人間ぽくない
私は、悪魔や天使そういうのは信じない
でも、あの人は…
『magicさん。貴方は次いつ現れるの?』
『お呼びですか?』
『きゃぁ!!』
鈴音が叫んだのはいきなり現れたからではない
旅人が宙に浮いて現れたからである
『驚かせてすいません。貴女呼んだでしょう?』
『はい。あっあの!magicさんは何者!?』
『ククッ何者ねぇ。私は人々の願いを叶えるマジシャンです。人間ではないでしょうね』
人間じゃない…
じゃぁ悪魔や天使とか!?
『死神、悪魔、天使とかですか?』
『それは違いますよ。でも悪魔みたいなもんですかね。好き勝手にしてますし』
悪魔に近い人…
悪魔って確か人の魂を取るんじゃ…
だんだん不安になってきた
『不安がらないで下さい。悪魔に近いと言っても私は魂など取りません。
ただ願いを叶えるだけ…
魂の変わりに叶わなかった願いは食べてしまいますけど』
ブワッ
急に旅人の周りに浮いていたトランプが私の周りにきた
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