俺は、小さい

4/4
前へ
/90ページ
次へ
とある日、いきなり薬臭い場所に連れて行かれた。 するといきなりケツに針を刺された。「いてっ😵」すぐ終わったが、ここは恐ろしい場所だと記憶した。 二人の人間は、俺を外に連れて行ってくれた。 あのケツにチクっとしたものは「注射」と言うものらしい。 しかし痛かった。兄貴たちはやっているのだろうか? まあいいや、あいつら、俺に満腹に食わせてくれなかったから、俺が一番小さいんだ。しかも俺だけ色が白くない。どちらかと言えば顔は真っ黒。歩くのはまだまだヨチヨチ。 この二人が俺のなんなんだろう?わかんねーや。でも敵ではなさそう。餌もくれるし、でも今までとは違うけど、少し寒かった兄たちとの生活より暖かい場所で気持ちいい。 寝よう。
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加