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新入生達は次々と2、3年生の顔を見ていく。
しかし、何故か俺の顔を見ると目を逸らす。
ちょっとだけ涙目になりそうだった。
意外にバレず(目を逸らすのも合わさって)、時は過ぎていく。
しかし、俺はたった一つ、忘れていた事があった。
沙「あ、まさか…いや、でも…。」
新入生には、沙良がいることを忘れていた。
沙良は、俺の女装姿を見ている分、見つかりやすい。
そろそろ沙良は俺の近くまで来ているので、俺はどうするか考える。
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