早速、やってくれました

2/29
前へ
/84ページ
次へ
春によく見る花って言えば、桜だろう。 ここ、桜ヶ丘女学園に続く道にも、桜の木があって その道を、俺は歩いていた。 信「うん、良い朝だ。」 俺は、清水 信。 桜ヶ丘女学園に唯一男子生徒として通う、高校二年生だ。 ?「おっはよー!!」 信「うおっ!おい!いきなり抱きついたら危ないだろ!はぁ……、おはよう、佳奈。」 清々しい登校中に、いきなり後ろから抱きついて来たのは 篠崎 佳奈。 俺の彼女だ。 俺は、おはようと挨拶されたので、それを返す。 佳「えへへ、良いじゃん!私は信君の彼女でしょ?」 信「はぁ…まぁな。ま、許してやるよ。」 佳「わーい!じゃあ明日もよろしくね♪」 信「明日もかよ……。」 俺と佳奈はそんな感じで一緒に登校した。 あ、ちなみに佳奈は抱きついたままだったよ。    
/84ページ

最初のコメントを投稿しよう!

514人が本棚に入れています
本棚に追加