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さて、今日は入学式の日なのだが、俺のテンションは低い。
信「マジで…なんでこうなんだよ……。」
今、俺を含む桜ヶ丘女学園の二年生は、入学式の準備を行っている。
まぁ、来ている奴らだけだがな。
佳「あはは!頑張ってね~!」
信「佳奈!なんで椅子並べないんだよ!お前も二年だろ!」
佳奈は俺と同い年なので、二年生なのは確実。
しかし、佳奈は何もしていない。
佳「え~、だってめんどくさいんだもん!」
信「めんどくさいってお前……はぁ~……。」
俺は呆れて何も言えない。
ちなみに「だもん」の部分で萌えたのは秘密だ。
葉「佳奈ちゃん~?やらないとどうなるか~、分かりますよね~?」
今のは、桜ヶ丘女学園校長、児野 葉子さん。
顔は笑顔だけど、オーラが怖いです。
佳「ははははーい!やります!やらせてください!」
さっきの態度から一変、佳奈は周りの奴らより張り切ってやり始めた。
やっぱりすごいな、葉子さんは。
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