『恋の歌』

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キミと過ごした日々はいつも 幸せなことばかりで 涙零れそうになるよ キミの優しさに触れるたび 心張り裂けそうな哀しみを 感じることもあったんだ そんな自分を変えたかった もっとキミに近づきたくて もっと距離を縮めたくて 強い自分になれば 明日が輝くんだと信じてた なのにさよなら キミはいなくなり 描いた夢も約束も 跡形もなく消え失せたんだ ただ抱きしめてほしかった ただ傍にいるだけで幸せだった 想うだけじゃ足りなくなって もっとキミと 幸せな時間を重ねていたかった ねぇ 泣きたいのに 泣けないのはどうしてだろう? こんな気持ちを何て呼ぼう? ほんの小さなことが嬉しくなって 哀しくなって 幸せを感じるたびに孤独になって 切なくなって 大好きだと想い馳せるたび 苦しくなって泣きたくなって そうだ こんな気持ちを僕は知ってる 今になって気付いたんだ 僕はキミに恋してた
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