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今から50年もの昔、純粋な青き世界に黒い絵の具が落とされた。
黒い絵の具は、其処に描かれた生命の営みを自らの色に染め上げ
染み渡るように広がってゆく……
其は後にクトゥルフと呼ばれる事となる。
クトゥルフの侵攻によって、星に住まう種族は異種族と手を取り合わなくては、生きる術が無い事に気付いたのだった。
其れはまるで、暗い夜空に抱かれる星々のように
其れはまるで、夜明けを待ち望む星々のように
命の灯火は、煌々と光り続ける……
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