01:もつれる二人

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「はょ❗美桜」 「ぁっ、茅尋・・ぉはょう」 美桜が学園の校庭を歩いている時だった。 同じクラスの早瀬茅尋【はやせちひろ】が、美桜にそぅ声をかけたのは。 「茅尋は今日はサッカー部の朝練なぃの?」 「まぁな。」 茅尋はそぅ言って鞄を肩に載せて走った。 「じゃぁ俺先行くゎ」 「ぅん。」 茅尋はそぅ言って靴箱に向かい、靴をほおりこむと美桜の方をちらっと見てから、軽く手を挙げた。
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