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「千年公が僕を部屋に呼ぶなんて珍しいですね………。なんの用なんでしょうか……。ロードはなんか聞いてますか?」
千年公の部屋に続く廊下を歩きながら尋ねる。
「ん~ん~何も聞いてないよぉ?」
「そうですか………」
コンコンッ
『入ってくださいv』
ドアをノックするとすぐに返事が帰ってきた。
「失礼します。何のようですか?千年公。」
「あの事についてデスv」
そう言って千年公がチラリとロードを見ると、つまらなさそうにしながらもロードはでていった。
「なにか問題でも起きたんですか?」
「いえvそういう訳ではないのですが……そろそろ始めて貰いたいのデスv」
その言葉にアレンは笑顔になる。
「ほんとですか!!もう始めていいんですね?」
「ハイvやっちゃってくださいvただし……ちゃんと計画通りにばれないようにやってくださいネ?」
「わかってます!じゃ行ってきます。」
ドアに手をかけながら言うアレンに手を振りながら千年公は考えに浸っていた
『もうすぐ……最終章の幕が上がる…ようやくですね……』
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