第一節:春の出逢い

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シャワーを浴び、ビールと煙草で一服。 「ふぅ……。」 さすがに疲れた。 一息ついてホッとしたのか、一気に疲労感と眠気が襲ってきた。 俺は、うつらうつらしながら、そのままベットに寝転がろうとした。 そのときーーー 『ピンポーン』 ……誰だ?こんな時間に。 心地よい眠りの入り口で邪魔された俺は、一気に不機嫌になる。 「……姫川だったら、ブチ殺す。」 『ピンポーン』と再び鳴るチャイムに俺は少々乱暴にドアを開けた。 「誰!?」
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