躯の愛

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「あっ、っ…あ」   いやらしい声を漏らす女の乳房を揉みつづけるのをやめることはない。俺は。   相手が音をあげるまで。   近くのラブホテルに入って早くも一時間が経とうとしている。   冷房18度パワフルモードにした部屋にあるべき姿は躯を貪る野獣にはなく、汗びっしょりである。   軽く話をしたあと、行為をはじめ今に至る。   俺の名前は三鷹英也。   「っあっ…あ」   いやらしい声を出しつづける女にさらなる愛撫を加えて舌を絡めるキスをする。 
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