救世主

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二人はアベルを連れて、 【グランスドル】 の王の間に到着した ソウ&アー「主よ、ただいま 戻りました」 王「堅苦しいなぁ、名前で 呼んでくれよ」 アーサー「しかし…」 王「良いっつったら良いの!」 アーサーに痺れを切らしたのか 王は少し強めに言った アーサー「…失礼しました」 ソウル「んでさ、連れて帰ってきたよ 気絶してたから普通に」 アーサーは警備を呼んで、 アベルを寝室に運ぶ様に言った 王は表情を変えて 「お前ら気絶させたのか!?」 と言ったが、それを止めるように アーサー「カイン、こちらの調べによると、 バルト・レックスという者がこの者を 瀕死状態にさせたということ、そして、【神翼】を手にしようと しています」 カイン「ふ~ん…神翼ねぇ…… あれはさっきの救世主君が取る物だ 世界を救う為に必要なものなんだ それをすんなりと先取りされる訳にはいかないな」
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