救世主

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……おっと……… ここは迷路か? ってぐらい迷いそうだ 向こうから執事?らしき人物がやってきた 執事「おや?そなたは誰ですかな?」 少し睨みつつ執事らしき者は言った アベル「あ、俺はアベル・ランフォです。 なんかよく分からないんですが、王の側近に 助けられたんです」 執事「な、なんと!? …御無礼、申し訳ない」 執事らしき者は驚いた顔をして慌てて言った ……そして猛スピードで走り去って行った …というか逃げてった アベル「…よくわかんないけど消えたな。 ―――あ! 道、聞きそびれた……」 仕方ない…寝室に戻ろう とした瞬間 背中に激痛が走った アベル「痛ってぇぇ!!!」 くそっ 怪我人になんてことを… ???「あら、逃げようとしてたの? もしそうだったら……コロスわよ?」 聞き慣れた声ではあったが… 最後の文の時に殺気を感じた……
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