交した日

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ある日或る時あの場所で絵の綺麗な貴方は言った。 「君の声がとっても綺麗だ。出来れば、君の歌声を聞いてみたいな」 変なの、はじめはそう思った。声フェチなのかな、ってあとで友達と笑い合った。 「上手くないけど、それでもいい?」 「別に、かまわないよ」 「じゃあ、またいつか聞かせてあげる」 私は約束した。
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