第1章 生活

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何よりどうして突然そんな事を言い出すんだ? 俺がいつものように軽く無視するとさらに熱く語り出して来た。 ああ暑い… 「じゃぁ信親は今の生活で満足なのかよ!?俺達の高校生活も折り返し地点に着こうとしている!なら一生の思い出を作るべきだろ!」 まぁ…確かにこの退屈な生活からは抜け出したいかな。 だから友達誘ってどっか行こうって考えか。 そういう事…だよな? 「けど旅ってもどこ行くんだよ?」 「よくぞ聞いてくれた!俺が望むのは財宝!俺達は未知なる島に眠るお宝を探すのだ!」 聞いた俺がバカだった…
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