2人が本棚に入れています
本棚に追加
「あら!?ヒロちゃんじゃない!?そんなに慌てちゃって…」
「オバサン!!逃げて!!」
ヒロはオバサンに大声で叫びながら後ろにいるミホを見た
大きく上げた右腕が勢いよく下ろしているのが見えた
ヒロは助けようと全速力でオバサンの方に向かった
「オバサン!早く!!!」
「何言ってるの?だけど今日は風がつよ…」
もう少しでオバサンの所にたどり着こうとしたが…
シュンッ!
「お…オバさぁーーん!!!」
…音とともにオバサンの首が飛び勢いよく血飛沫が飛び散った
ヒロの目にはその映像がスローモーションのようにゆっくりと流れるように感じた
あり得ない事が目の前で起こり、唖然としながら、恐怖と怒りが自分の中から込み上げてくるのが実感できた。
最初のコメントを投稿しよう!