第一章 はじまり~WIND~

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「うわっ!…なんで?」 シャワーを浴びながら胸のあたりに痣になっていることに気づいた。 「なんでだ?…あっ!」 今日の夢…。 夢で見た光が自分の中に入ってきた所と同じ場所 「最悪だよ…てゆうか怖っ! 心霊体験なんてしたなかったけどいや、いや、いや!! これは流石にやばいでしよう…」 鳥肌をたてシャワーを浴び終え、制服に腕を通し、座敷の方に向かう その時、声が聞こえた 〔…コイツで…よかったのか?〕 ヒロは、すぐ後ろを振り返ったが、誰もいなかった。ヒロは、首を傾げ座敷に向かった やっぱり… 俺…霊に? …気持ちわりぃーな ヒロは不快感を持ちながら座敷に座った。 ちゃぶ台には、ご飯と味噌汁が並べられていた ミクはもう朝食を食べ終えていたふと見た、ミクの首には…まだ傷が残っていた。 滝澤 來未【たきざわ くみ】 3つ下の妹でしっかり者。首に傷があり、傷を消すのが俺の目標である
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