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｢麗もいい加減慣れてくれよな、そこまで赤くなられるとこっちまで恥ずかしくなるだろ。｣
｢それは……いつもいきなりだから……それに…ゆぅ……最近大胆すぎる。｣
大胆とか言われてもな、俺からすれば麗はもっと大胆な気がするんだけどな。
｢まぁ、嫌なら仕方ないけどなぁ。｣
｢ダメっ……それはダメだから！｣
俺がああ言った瞬間に麗にしては珍しいくらいにデカい声でそう言ってきた…………焦る焦る。
｢嘘に決まってるだろ、だから少し離れようか。｣
目の前には鼻先数センチに麗の顔がある状況で少しでも動いたら触れてしまいそうな程に…………。
｢やだ……このまま………しよ？｣
なんだ、なんなんだこの状況！
目の前にはほんのり赤くなっている麗。
しかも部屋には二人だけ…………。
ちょっちヤバくないか？
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