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そんでもって膝枕をしてもらってる訳だが……ゲームと言う絶対服従能力でやらざるを得ない感じでな。
なのに、なのにアイツは！
｢裕太！ 俺は羨ましい妬ましい呪わしい！｣
そうだ亮なんだ……何かしら意味不明な言葉を吐きながら一人で白熱してやがる。
だいたい亮には西井が居るだろうが…………。
｢お前は西井にしてもらえ！ それとだな、これはあくまで不本意だ。｣
ったく亮は非常にキャラが定まりにくい輩だな。
｢ふぅ～ん、今の私に不本意とか言ってもいいんだぁ。｣
あ、あれ……夏樹さん？
その凄くよろしくない微笑みは何ですか？
｢命令追加！ 今日は私の執事になってもらうからね！｣
｢命令追加なんて王様ゲームのルールにある訳ないだろ！｣
｢そう、なら別にずっと膝枕でもいいんだよ？｣
ずっと膝枕なんてしてみろ………麗に殺られるだろうが！
｢分かった……それで問題ないです………。｣
俺撃沈………何故か要剣一が嬉しそうにはしゃいでる。
何かイラっときたから冷凍マグロで撲殺手前までやってやる事を誓います。
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