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俺は何を思ったか、麗を抱きしめたいと言う衝動に駆られ気の赴くままに麗を抱きしめた。
「麗……俺はお前が大好きだ、それはもう麗が居ないと生きていけない位にな。」
何か恥ずかしいにも程があるセリフではあるが、後悔はしてない。
これは俺の本当の気持ち、普段は恥ずかしくて言えないだけ。
「ゆぅ……わたしも大好き………んーん違う………わたしは……愛してるよ。」
麗はそう言うと俺の背中に回していた手の力を強めてより一層ぎゅっと抱き付いてくる。
可愛い、愛おしい、そんな感情が溢れてくる。
「ゆぅ……しよ?」
「あぁ……いいんだな?」
「うん………ゆぅと一緒に、もっと……ゆぅを知りたい………それに……ゆぅが好きだから…………。」
そう言う麗は照れてるのか少しはにかむと、優しくキスをしてきた。
俺はそれに答えるようにまたキスをした。
「ホントに……いいんだな?」
「うん……ゆぅとなら……大丈夫。」
その夜………俺と麗は一つになった。
そしてまたお互いをよく知ることが出来た。
こんなのも、ありだよな。
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